こんにちわ、ヒロです。
ランニングフォームには身体の軸が重要になります。
●横軸フォーム
●縦軸フォーム
●斜め軸フォーム
のうち、今回は『横軸フォーム』のお話をします。始めにお伝えしますが、初心者クラスや長い距離を走る方はまず、このフォームをマスターして欲しいです。
また、横軸フォームの代表的な選手は、安川電機所属の中本健太郎 選手です。36歳のランナーですがマラソン界で今でも最前線でトップクラスのランナーとして活躍してます。
【横軸フォームの特徴は、】
●疲れにくい
●長い距離に適している。
●様々なランニングフォームの中で使う筋力は必要最小限。
●ペースが安定しやすい。
●ランニングにはあまり関係ないけど、女性には嬉しいくびれが作りやすい。
弱点は、
●急激なペースアップには対応が難しい。
●上記に連動しますが、レース中に競い合いの展開になった場合、スパートをかけられたら勝率は一気に下がります。勝つには茨の道、ロングスパートになります。
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横軸フォームのポイントは、2点あります。
▪️一つ目は腰の回転です。これ一番重要なポイントです。
よく街中でジョギングしている方を見かけますが殆どの方が腰の回転を全く使わず腕振りと脚を動かしているだけです。
腰の回転を使う事で脚の運びと上半身の動きが上手く連動してスムーズな動作になります。また、腰を回転した分はストライドの広がりを可能とします。
ただし、腰の回転と言っても慣れてないと意識して走ってもそれほど回転は出来てません。オーバーリアクションする位が丁度いいのです。イメージは身体を雑巾と思って絞る感じです。
腰回転のトレーニングを一部動画で紹介します。
👇🏿動画です。
https://www.youtube.com/embed/cBkkgF0kjTk
このトレーニングをやった感じで走って下さい。
▪️二つ目上半身の腕振りです。
腕振りは前に大きく振ろうとしている勘違いの人が多いのですが、それは短距離の振り方です。
ジョギングやマラソンは拳は高くても胸までです。そこから肘を後ろに大きく振します。
例えば
『後ろから変質者に追いかけられたとします。背後まで迫った時に肘鉄を食らわすイメージです。』
これも、練習の時はオーバーリアクション位が丁度いいです。実際にやってみれば分かりますが腕振りを大きくすると、勝手に脚も大きく動きます。慣れてきたら肩の力を抜いて腕振りが出来るようにして下さい。
上記の腰回転と腕振りをしっかりマスターすると、基本の横軸フォームで走れます。
そしてリズムに乗って走ることが出来れば十分にレースでも通用します。
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横軸フォームについては以上です。
が、
実はポケモンみたいに、横軸フォームの進化系があります。
それは、背筋、お尻、太腿、足指、脚の裏側をそれぞれ使った『進化系横軸フォーム』 です。
これは、ブログで書いても習得できる人は少ないのでやめます。感覚の領域にもなるので難しいのと、現在は富士ジョギングクラブメンバーに叩き込こんでる最中の分野でランニングクラブ内だけの極秘にしてます。
でも、基本横軸フォームだけでも十分にレースで戦えますので是非頑張ってください。